中川歯科での最初のAll-on-4症例は、平成17年の夏でした。非常に予知性の高い(術後の経過が長期にわたって良好と予想される)ものになりました。理論上は4本で良い All-on-4プロトコールですが、14本の歯を6本のインプラントで支えるAll-on-6で治療を計画しました。通常は上顎には上顎洞(副鼻腔)という空洞、下顎には下歯槽神経があり、これらを傷つけたり突き抜けることはなるべく避けなければなりません。それらの存在により、インプラントを埋める深度や角度を制限されることがあります。この症例は上顎ですが、レギュラーと表される直径のもので、長さが13mm以上のインプラントがどこでも埋入できる、所謂フルボーンボリュームの骨の状態でした。
(どなたでも上記治療が可能なわけではありません。骨の量や質により治療方針が変わります。)
↓学会発表のMac-Keynoteスライドショーです。
もう12年以上の経過をみています。ちょうど先日前にこの方が来院され、現在でも大きな問題がないことが確認できました。完成から長期が経過しているためブリッジの劣化はありましたが、インプラントそのものは頑丈でした。
☆究極のオーラルリハビリテーションAll-on-4とは(1/3)
☆究極のオーラルリハビリテーションAll-on-4とは(2/3)
☆究極のオーラルリハビリテーションAll-on-4とは(3/3)
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