私は自身の口腔内にインプラントが存在する歯科医師です

カミングアウトしますが、私は中川歯科医院においては自分の口腔内にインプラントが入っている唯一人のドクターです。昔から虫歯が多く、幼い頃には泣きながら歯科医院に通っていたものでした。高校を卒業した頃には、まさか自分が将来歯科医師になるなどとは思っていました。東京の非常に厳しい某予備校で歯学部受験を決めた浪人生の時でも、怖い怖い寮長に特別に外出許可をもらい、やっぱり歯科を受診したものでした。歯科医師となり2000年からは姫路の中川歯科医院に勤務するようになって数年で、自分の虫歯を放置して神経を取り除く治療を受けました。その後それもまた放置してしまい、とうとう抜歯でインプラント手術をしてもらうことになってしまいました。歯科治療もして歯科治療もされて。。。ですね。ですから今までに、虫歯治療や根管治療(神経の治療)、抜歯にインプラント。私はほぼ全ての治療を受けてきた経験があります。

 

ということで、私の右下の奥歯はインプラント+セラミック歯です。インプラントは天然の歯に代わるものとしては最高のものと言われます。しかし天然歯と比較すると、インプラントは食物を粉砕しすぎる。あるいは、噛めていないはずなのに噛めている。という漠然とした意見を聞かれたことがあるかも知れません。実は天然歯の歯根の周囲には歯根膜と呼ばれるサスペンションのような働きの繊維組織があり、食物を噛むと天然歯は僅かに沈み込みます。歯根膜は噛む感覚を受容していると考えられます。インプラントは骨に直接結合する構造となりますので、歯根膜がないインプラントは〝噛みごこち〟という点では天然歯には劣ります。結果として〝インプラントは噛めていないように感じるが噛めている〟という、よく分からない表現になってしまうのでしょう。

 

またインプラントだけでなく、〝銀歯や金歯など被せの歯もまた食べ物の味がしないから美味しくない〟という訴えがあったりしますが、神経を取り去って被せをした歯(=失活歯)と言えども、やはり天然の歯は大切に維持していくべきものだと日々感じています。我々は歯科インプラントの治療以前に、まずは健康保険で賄うことができる歯科治療を軸として、患者さまの天然歯を生涯維持できるように治療をする毎日であります。そして、自らが様々な歯科治療を患者として経験してきたことが、患者さんの痛みや悩みの理解できるであろうと考え日々の診療を頑張っているつもりです。

 

以下のように、差し歯もインプラントもない状態がやはり最高の財産です。

 

 

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