究極のオーラルリハビリテーションAll-on-4とは(2/3)

13年ほど昔に、All-on-4の生みの親であるDr.パウロ・マロのオペビデオを中川歯科のドクター全員で視聴した時には、皆が衝撃を受けました。本当にインプラント4本でブリッジが支えられるのか?一日でブリッジが作成できるのか?噛み合わせはどうやって再現できるのか?シリンダーピックアップとはなんぞや???そもそもインプラントごとブリッジが脱落してこないのか?などなど…頭の中は疑問だらけでした。

 

当時はこの画期的な治療方法を学ぶポルトガル現地へのツアーがあり、費用を捻出して渡航しました。私は中川院長代理という立場で渡航することになりましたが、日本においてインプラント歯科界でも大変に有名な諸先生方(小宮山先生や岡田先生など)と同行させていただきました。ポルトガルのリスボンにクリニックを構えているDr.Paulo Malo。もうすでにこの治療技術は彼の手中に確立されていました。現地では早朝から昼まで講義があり、インプラントに関して様々な知識と技術を学びました。ランチ後はライブオペで多くのオペを見学できました。

 

 

インプラントの本数が多くなればなるほど、頑丈に噛めるのは当然。しかし「インプラントの森になってはいけない。」また「インプラントの本数が少ないほうが、掃除がしやすくて結果的に長持ちさせられる。とは言え、ある程度の本数がなければ強度は確保できない。ブリッジを支えるインプラントの本数は、1本が良いのか、それとも2本なのか、3本なのかを、それとも10本なのか?私は長年研究して来た。通常の椅子には4本の足があり、また自動車には4つのタイヤがあり、工学的に見ても4本で物体を支えるのは非常に理にかなった頑丈な構造であるということを最終的に結論付けた。」などなど、眼から鱗が落ちるような情報ばかりでした。そのような学問的なエビデンスが、今日のAll-on-4治療確立の裏付けとなっています。

 

歴史のあるリスボンの街並みは整備されていて、現代との融合がとても綺麗でした。イベリア半島最大のショッピングセンターでアトランティスのワイングラスを購入したりしましたが、「せっかく地球の裏側あたりまで行ったのだから、隣国スペインとかも観光したかったなぁ。」なんて思いました。

 

 

 

再び長距離の移動を完了してようやく姫路に帰ってきた私は、疲れきって自宅の小さな湯船にプカプカ浮かびながらうたた寝していたらしいです。マルコポーロの大航海時代の拠点ポルトガル。Dr.パウロ・マロによって再び歯科治療技術の輸出が始まり、インプラント歯科の新たな知識と技術を持ち帰ることができたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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