最新の歯科インプラント症例(20170622)

ノーベルバイオケア社最新のインプラントシステムを使用した治療例をご紹介します。

最近のインプラントシステムは、2つの部品をネジ(スクリュー)で固定する方式が主流です。骨の中のインプラント体(たい)+見える部分のセラミック歯を、小さなネジで固定する方式です。骨に埋まっているインプラント体の方向=セラミック歯を貫くネジ穴の方向、となります。前歯の場合はちょうど人目に触れる側にネジ穴が出てきてしまう事があります。口腔内でセラミックを焼くことは不可能なので、ネジ穴はセラミックとは別素材のプラスチックで埋めます。これでは審美的とは言えません。なぜならこの部分は経年変化があり、陥没したり変色したり脱離したりするからです。ということはやはり人目には触れない歯の裏側にネジ穴があったほうが良いのですが、手術によっては骨の形などでインプラント体を埋める方向がどうしても制限されてしまうことが多々あります。これを解消できるシステムが登場しました。私としては初の症例です。患者様には審美的な点で大変ご満足していただいています。文章では説明が難しいので、以下をご覧ください。

Angulated Screw Channel (ASC) Abutment

 

 

仮歯の状態では右上3番の先端にはわずかにプラスチックが見えています。審美的とは言えません。(1枚目の写真はネジ穴を埋めていない状態)

 

右上2番と3番の最終的な歯は角度付きのセラミック歯。歯の裏側中央にネジ穴があり(少し黄色い部分)、変色などの経年変化が気になりません。

 

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